「あんたのせいなんだから!!ちゃんと、樹里にあやまってよ!」 「はいはい、ごめんごめん」 「そんないいかたで・・・!樹里の気持ちも考えてよ!」 「だから謝ってるじゃん」 「うわぁぁぁぁ!!」 ・・・なんだろ。 聞こえてきたのは、廊下。 年下の子の声が、ひそひそときこえてくる。