風を切って



ぶぅぅぅぅ!!!!!




ふと、キッチンを見たらそこには・・・・光が!!


「光!おまえ勝手に入るなっつってんだろ!!」

「ははは」

「ってかあたしのおやつ食うな――最後のチョコドーナツぅ~~」

「・・腹壊してんじゃねぇのかよ。」

「う・・・・・」


「・・・・。」

「・・・・・。」

「まぁ!!はらいただろーとなんだろーと気ぃつけろよ!」

「おう!」

「校内トップは俺達で決まりだかんな!」




・・・なんだ。


大丈夫だ。




心配すること・・・ない。





^学校^


「・・きらせん・・い。」



「あきら・・・い」

??


「アキラ先輩!」

「ほぇ?」

あ・・・あたし?

呼んだ子は・・・亜里沙・・・・ちゃん。




「な・・・なに?」

「あの・・・これ!光先輩に渡してください!」

「・・・え?」

渡されたのは・・・お弁当。


「ちょ・・直接・・だと恥ずかしくって・・」

亜里沙ちゃんのことは、好きだけど。

「・・・どーしよ。そういうの光受け取らないしー」

わざと、困ったように言った。


「おい。どーした?」



「・・・光!」