そばにいてくれたからⅡ




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翌日


あたしたちは悠仁さんを見送りにバス停まで来た。



「皆さん、たくさん迷惑をかけました」



悠仁さんは頭を下げた。



「でも皆さんに会えてよかったです…」



悠仁さんの声は泣いているように聞こえた。


泣き顔を見せたくないのかまだ頭を上げない。



「俺…、ちゃんと大切な人見つけたいと思います…」