「あたしちょっと出て行きます!」 あたしはロッジから出て行って礼羅のいる場所まで行った。 礼羅はバス停の近くにいるらしい。 「有菜!」 礼羅が手を振ってるのが見えた。 あたしは礼羅に駆け寄る。 「ほら、あそこ」 礼羅が見る方向にはバス停のベンチに座っている悠仁さんがいた。