あたしはドアを開けた。 部屋は電気がついてなかった。 「悠仁さん帰ってないのかな?」 「あいつが泊まる予定だったロッジにいるんじゃねぇの?」 あたしは中に入って部屋の電気をつけた。 するとテーブルの上に書き置きみたいなのが置いてあった。 「これって…!」 もしかして悠仁さん今日帰るの!? ここ山に近いしこんな遅くじゃバスだって来ない…