そばにいてくれたからⅡ




あたしはドアを開けた。


部屋は電気がついてなかった。



「悠仁さん帰ってないのかな?」


「あいつが泊まる予定だったロッジにいるんじゃねぇの?」



あたしは中に入って部屋の電気をつけた。


するとテーブルの上に書き置きみたいなのが置いてあった。



「これって…!」



もしかして悠仁さん今日帰るの!?


ここ山に近いしこんな遅くじゃバスだって来ない…