そばにいてくれたからⅡ




「んな顔するな」


「礼羅」


「有菜はただ俺のことバカにされてキレただけ、仲間バカにされたら俺だって怒る」



礼羅は微笑んだ。


あたしは何か安心した。



「明日、ちゃんと黒男見送ろうぜ」


「うん…」



そしてあたしたちはロッジに戻った。