「んな顔するな」 「礼羅」 「有菜はただ俺のことバカにされてキレただけ、仲間バカにされたら俺だって怒る」 礼羅は微笑んだ。 あたしは何か安心した。 「明日、ちゃんと黒男見送ろうぜ」 「うん…」 そしてあたしたちはロッジに戻った。