そばにいてくれたからⅡ




またこんな状態に…


すぐに「離してください」と言おうとした。



「好きだよ、有菜ちゃん」


「え?」



そう言った直後、口に何か触れた。


悠仁さんとキスしていた。



「辞めて!」


「うお!」



あたしは悠仁さんを突き飛ばした。