そばにいてくれたからⅡ




次々と花火は上がっていく。


みんな花火にみとれている。


するとあたしの肩に何かが触れた。



「ん?」



あたしは肩を見ようとすると背中が押された。


誰かに抱きしめられてると感じた。


あたしは顔を上げる。



「悠仁さん!」


「しっ!」