次々と花火は上がっていく。 みんな花火にみとれている。 するとあたしの肩に何かが触れた。 「ん?」 あたしは肩を見ようとすると背中が押された。 誰かに抱きしめられてると感じた。 あたしは顔を上げる。 「悠仁さん!」 「しっ!」