そばにいてくれたからⅡ




そして時間は過ぎて行き、夜になった。



「ねぇみんなこれ見て!」


「ん?」



高秋くんは紙を持っていた。


みんなはその紙を見る。



「花火大会?」


「うん、今日やるらしいから見れるかもよ!」


「へー、花火か…」



花火見るのっていつぶりだろう。


家は花火の音ぐらいしか聞こえなくて見れないし。