あたしは食卓テーブルにいる悠仁さんのほうに行った。 「悠仁さん!!」 「おっ、有菜ちゃん」 「礼羅に変なこと言わないでくださいよ!」 「変なこと?」 悠仁さんは何も知らないって顔をする。 「あたしに惚れてるとか…」 「だってそれは事実じゃん」 「んなこと言ってませんから!」