そばにいてくれたからⅡ




あたしは食卓テーブルにいる悠仁さんのほうに行った。



「悠仁さん!!」


「おっ、有菜ちゃん」


「礼羅に変なこと言わないでくださいよ!」


「変なこと?」



悠仁さんは何も知らないって顔をする。



「あたしに惚れてるとか…」


「だってそれは事実じゃん」


「んなこと言ってませんから!」