そばにいてくれたからⅡ




翌日



あたしは起きて1階に降りた。


すると礼羅が駆け寄ってきた。



「おい!有菜!」



礼羅は慌てた様子である。



「昨日、黒男と何してた?」


「別に特にたいしたことはしてないよ」


「黒男が有菜は俺に惚れてるって言ってるんだけど…」


「は?」



そんなこと言った覚えないんですけど!!