そばにいてくれたからⅡ




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夕食を済ませてあたしは外に出ていた。


真っ暗で静かな雰囲気は心地よい。



「今日はいろいろあったな…」



礼羅とケンカして出会ったばかりの悠仁さんがいっしょに泊まることになるし。


明日はどうなるのかな…



「有菜ちゃん!」



あたしは自分の名前が呼ばれて後ろを振り向いた。


いたのは悠仁さんだった。