そばにいてくれたからⅡ




「んだと!?ひょろひょろ!!」


「なんか文句でもある?ヘラヘラ!!」



再びふたりの戦いが始まった。


つか外でやってほしいんですけど。



「有菜ちゃん、モテるね~」


「え!?」



高秋くんはニコニコしながらあたしを見る。



「ふたりとも有菜ちゃんのこと大好きなんだよ!」


「そうなのかな…?」