「礼羅…」 「有菜…」 あたしは階段のほうに駆け寄った。 そして礼羅に近づいた。 「ごめんね、あたしが悪かった」 「なんでお前が謝るんだよ、俺が…」 「礼羅は心配してくれたんだよね?」 「…!」 「だからあんなこと言っちゃったんだよね…」 「有菜…」