そばにいてくれたからⅡ




「俺、潤希にヤキモチ焼いてたみたいだ」


「え?」


「俺は有菜のことが好きなんだ」


「礼羅…」



あたしの目から涙が流れた。


嬉しかった、礼羅からそう言われて。


あたしも気づいた。



礼羅のことが好きだって。