そばにいてくれたからⅡ




潤希くんは大の字になって寝転がり始めた。


潤希くんは夕焼けの空をじっと見る。



「だから諦めなきゃいけないんだよ…」



潤希くんの顔はどこか悲しそうだった。


まだ清香さんに未練があるような顔だった。



「…じゃあ気持ち伝えようよ」


「んなの無理だ」


「未練あるままでいいの?」


「……」