そばにいてくれたからⅡ




礼羅は走り出してしまった。



「なんであんなこと言うんだろう…」



人の話聞かないで違うって言ってるのに信じないで…


礼羅なんか嫌いだ!



「潤希くん、あたし散歩してくる」


「おい」


「礼羅、あたしに会いたくないよ」



あたしは商店街の入り口に行こうとした。