そばにいてくれたからⅡ




「あたし掛けときましょうか?」


「んじゃお願い」



あたしは進二さんから毛布を受け取った。


いつもの席に行くと潤希くんはテーブルに伏せていた。


顔を横に向け寝ている。



「可愛い…」



無防備な状態で可愛いらしい寝顔…


潤希くんもこんなとこ見せるんだ。