「んじゃロッジに荷物置いてくるから、男子どもは手伝え」 「あたしはどうすれば?」 「有菜ちゃんはここで待ってて、荷物置いたら戻るから」 「はい!」 男子たちは進二さんといっしょに荷物を置きに行った。 あたしは木の下で涼んでいようと思ってた。 「う~」 すると苦しそうな声が聞こえた。