見えたのは倒れている高秋くんの姿だった。 千秋くんは泣き叫んでいる。 「誰だ!お前ら!」 すると礼羅は長男を壁に叩きつけた。 礼羅は長男の胸ぐらを掴む。 「何すんだ…」 「お前は家族にこんなことしてもいいのかよ?」 「ああ?」 「むかつくからこんなことしていいのかよ!!」 礼羅の怒鳴り声が部屋中に響いた。