「俺も最初は高秋のこと嫌いだった、いきなり母さんの看病手伝いやがってうざいと思った」 「千秋…」 「けど母さんは高秋が来て笑顔になって俺はもう看病するつもりがないって思ったんだ…」 だから千秋くんは看病しなくなったんだ… 「だから最初出て行ったときは嬉しかった、でも寂しくなってきたんだ」 「……」 「俺はみんなといっしょに暮らしたい、この家で暮らしたい」