そばにいてくれたからⅡ




「おい、行くか?」



礼羅が小声で言う。



「もうやばくなってるよね…」


「うん…」



みんなもふたりのことが心配のようだ。


家の中に行こうとした。



「辞めろ」


「潤希くん?」