「千秋、平気か?」 「うん」 ふたりは家の中に入っていき、奥のほうへ進んでいった。 「俺たちもベランダから見守るぞ」 「うん!」 残ったあたしたちも家のベランダに行った。 バレないようにそっと窓の外から覗いた。