「どうして人の許可なく勝手に調べるのかな?」 「ははは…」 高秋くんは礼羅の手首を掴む。 礼羅は痛そうな顔をする。 きっと握る力が強いんだろうな。 「いい?うちにちょっかい出さないって誓って?」 「………それは無理」 「なんか言った?」 高秋くんは礼羅の手首をさらに強く握る。