そばにいてくれたからⅡ




「俺は絵美ちゃんが好きだから~」


「もういいわ!キャンプは行かない!」



女子はそう言って歩き出した。



「待って!絵美ちゃん!」



しかし女子は男子のほうの言葉を無視する。


女子の姿は消えてしまった。



「まったく、浮気なんかするからああなんだよな」


「確かに」



そして礼羅とはいつの間にか普通に話せていた。