そばにいてくれたからⅡ




「さて千秋、これまでのこと聞かせてもらうよ」


「わかったよ…」



高秋くんは立ち上がってお店の方向に歩き出した。


千秋くんは高秋くんの隣を歩いている。


その光景はとても微笑ましかった。



「いいな、あいつら」


「うん…」



千秋くん、よかったね…