そばにいてくれたからⅡ




「僕だって、家に帰りたいさ」


「……」


「昔みたいに幸せに暮らしたい」


「高秋…」


「だから、俺といっしょに家に戻ってみないか?」



すると千秋くんは顔を傾けて頷いた。


高秋くんの顔は嬉しそうになった。


千秋くんも嬉しいだろうな…