そばにいてくれたからⅡ




「俺、高秋といっしょにみんなと暮らしたい…」


「千秋…」


「高秋がいなくて…」



千秋くんは言葉を切った。


千秋くん…



「千秋の言いたいことはなんとなくわかるよ」


「え?」



高秋くんは微笑んだ。