そばにいてくれたからⅡ




「千秋ってほんと心配性だからな、僕がちゃんとご飯食べてるとか、ちゃんと掃除やってるとか気になって部屋に入ってたんだな」


「でもどうやって部屋に入ったんだよ?」


「おんぼろアパートだからね、きっと簡単に鍵開けられちゃうんじゃない?」



それって大丈夫なの?


安全面ちょっと問題あるんじゃ…



「でも千秋でよかったよ、泥棒が」


「高秋くん…」


「だから安心した気持ちになれたんだ」