「でもなんで小学生が千秋くんってわかったの?」 すると高秋くんの顔は嬉しそうになった。 「千秋はそういうやつだから」 「え?」 「ほんとは千秋、家族のこと大好きだから」 そっか。 家に帰れない高秋くんのことが心配で様子を見に侵入してたってわけか。