そばにいてくれたからⅡ




あたしと礼羅は千秋くんをお店まで連れて行った。


礼羅は千秋くんをテーブル席に座らせた。



「お前いつから泥棒の道に進んだんだよ?」


「ちげえよ!!」



千秋くんはテーブルをおもいっきり叩いた。


あたしは隣のテーブル席に光太郎くん、潤希くんと座っている。



「ガキ、いくら兄弟でも勝手に兄貴の家入っていいのかよ?」


「……」