そばにいてくれたからⅡ




「おい、こら泥棒!」



すると人影が止まった。


礼羅はすぐに人影のほうに行く。



「てめーが高秋の家に勝手に入ってるやつだな、顔見せろ!」


「辞めろ!!」



礼羅は暴れないように取り押さえる。


あたしも礼羅に近づいた。



「礼羅」


「おい…」



礼羅の顔は驚いている。