そばにいてくれたからⅡ




「でも一応進二さんとかに連絡しろよ」


「うん」



そしてあたしたち3人は帰宅した。


高秋くんは先にお風呂に入って行った。



「なあ、有菜」


「ん?」



礼羅は手を招いている。


あたしは礼羅のほうに近づく。



「高秋の住んでるとこ、気にならないか?」


「泥棒みたいな人のこと?」


「ああ」