そばにいてくれたからⅡ




「役に立たない次男だな、だから秀秋たちにも嫌われるんだよ」


「え…」


「あーあ、探した俺がバカだった」



すると高秋くんは悲しそうな顔になった。


千秋くんは背を向けてお店から出ようとした。



「おい、ガキ」


「なんだよ?」



すると礼羅は千秋くんを壁に叩きつけた。