そばにいてくれたからⅡ




ギィィィィ



ドアの開く音がした。


高秋くんが帰ってきたのかな?


あたしはドアのほうを見た。



「おい、ここに高秋いないか?」


「え?」



立っていたのは子供だった。


背から見て小学生くらいだ。