日向くんから連絡を受けて。

家はあたし一人だったから知り合いの警察官に電話をして。

ここに来てみたら。

大宮 瑠璃華がナイフを持って今にも降り下ろそうとする姿。

間に合って良かった…。

ここはVIPルームで入り口から遠いから間に合うかどうか不安だった。

「何でここに居るのよッ!!」

鬼のような顔をしてこちらを睨む大宮。