「おい、瑠璃華。
てめぇ、うざいんだけど。

美月は俺のタカラモノなんだよ。
俺はお前のせいでイライラしてんだ。

調子に乗るのもいい加減にしろ。

俺はお前のモノじゃねーから」

そう、言って瑠璃華を無理矢理膝から降ろす。

落ちた拍子に尻餅をついた、瑠璃華。
手を貸すほど俺は優しくない。

明らか期待してる瑠璃華を一瞥して屋上へと向かった。

これ以上アイツと居たら気が狂う。

親友である南 真樹(みなみ まき)も来て。

瑠璃華の愚痴とお互いの彼女のノロケを言い合ってた。

因みに真樹の彼女は美月の親友の澤村。