いきなり、お恥ずかしいところをお見せしました。
あたしはいつもバカ泉と口げんかを今みたいにしているんです。
まぁ~大体、泉からつっかかって来るんですけど。

「おい!貸せよ」

「はい」

「どうしたんだよ、急に」
アンタとケンカすんのが疲れただけよ!
「フンっ」
今の時間がもったいない。


「あっ実久~、いたいた」
この声は・・・
「梓紗!どーしたの?」
梓紗はあたしの親友。
「大したことじゃないんだけど、明日ヒマ?」

「うん?ヒマだよ」

「じゃーさ、遊ばない?服欲しくてさ」

「いいよ。」

「やった!じゃっ、詳しいことはメールするから!
あと、メンバー増えるかもだけど」

「OK~」

「先生に呼ばれてるから行くね。ばいば~い」

「ばいば~い」
久しぶりだな梓紗と遊ぶの。楽しみ~。
あたしも何か買っかな~?

「何、廊下でニヤついてんだよ。気持ちワリ~」
この声は・・・、シカトしよーと^m^
「・・・・・」

「無視すんじゃねーよ」
ガシっ
「掴まないでよ!カーデ伸びちゃう」

「無視するからだろ」
自己中ヤロー。
「でっ、何?」
早く言って欲しいんだけど。今お昼だからおなかすいた。
さっきまで泉とケンカしてて忘れてた。
怒って廊下に逃げちゃったし。