モデル(♂)×モデル(♀)

隼人はあいの手をとり
自分の口に近付けていった。


『え…?』


─ペロッ、ペロッ

『いやっ…ぁ』
─何!?この人、手舐めてるよぉ!!!


『あの!ほんとに大丈夫です…かっぁあ!』
─何故か首筋に成瀬さんが移動していた。


『ぁ…いやっ、ぁんっ』
─なになになになになに!?


そして彼は私の耳元で
「Aiちゃん、感度い〜ね(笑)」

とっさに彼から離れた。


「ん?どーしたのAiちゃん?」

『やっ…ぁの』
─何この人の意地悪そうな
笑顔!だめだょ!この人危険!


『ぁの私、学校あるから、じゃっお疲れさまでした!!』

早口で私は彼から離れていった。











が、無理だった
それは彼によって…

「な〜に逃げようとしてんの?(笑)」


『逃げようとなんか…してませんっ!』


「ふふっ、まぁいいやっ!またAiちゃんにはいつでも会えるしね」


「またねっ」

と言った彼は
私の耳を…

ペロッ

『きゃっ!』
─まままままっ、また舐めたよこの人〜