「先生ありがと~」 この何分かですっかり 先生と仲良くなった私は笑顔でお礼を言う。 「はいよ ちゃんと 担当の先生に謝れよー」 「はーい」 返事をしてPC室に入る。 一気にクラスの視線が 私に向けられた。 担当の先生に向かって歩き 「遅れてすいません~」 と一言声をかけ 空いている席に座ろうとした。 「ちょっと 待て」 「はい?」 止められるなんて思ってもいなかったから 少しビックリした。