今日から占い喫茶の準備にとりかかります。


くるみちゃんを除く女子は、料理を作ったり、ウエイトレスをする練習。


くるみちゃんは、お母さんから受け継いだ占いの練習。


「みんなぁ~っ!私の、占いの練習相手に誰かなってほしいんだけど…」


みんなは、ニヤニヤ笑い出した。なんか嫌な予感…


「拓がいんじゃね?」


予感的中。


「え…。沢田君?いいかなっ?」


拓ちゃん。


お願いだから、ノーと言って…

「まあ、いいけど」


拓ちゃん……


「ねえ、くるみちゃん私がお相手するわ」


流香!!


「え…。でも沢田君、占ってほしいでしょ…。だからゴメン。」


「ねえ、沢田 拓。あんた好きな子とか占いでバレるのよ?いいの?」


流香ちゃん。そんな幼稚園児みたいなの拓ちゃんにきくわけ…

「こわっ。無理無理!ごめん。やっぱ占いはナシ」


みんな残念な表情…


流香がブイサインをおくった。