私、拓ちゃんと
大学になるまであえないけど、
帰ってきたら、楽しいだろな。
「なあ、正直おまえさぁ、つれぇんだろ?」
裕斗……、
「んな訳ないょ!」
「可愛くねぇなぁ」
「っどうせ私は可愛くないわよ~だ」
流香がそれを見てわらってる。
「流香もそんなに可愛くないけどな(笑)」
「なにぃーっ、裕斗のあほぉ」
「ごめんごめん。許して」
「許さないわよ!私にアイスおごらなきゃ!」
「はいはい。またな」
こうやって拓ちゃんとバカやって過ごしたかったな。
プルルルルルル……ッ
「裕斗なってるよぉ?」
「え。めんどっ。誰だろ。羅南出て」
「やだょ。友達宛のでんわなのにっ」
「はいはい」
これが、最悪の電話だとは、
誰も思いはしなかったよね。
「あ、癒亜だ。どうしたんだろ?帰ったのに」
何か、いやな予感がしたの。
むなさわぎが……ッ、