私は部活をやめた。
拓ちゃんがしていないことなんて意味がないから。
拓ちゃんは無理して明るくふりまっている私を知っている。
「無理すんな。アホ」
「ッッ、無理なんかしてないッッ!アホは拓ちゃんじゃん!」
「本当にごめんな。でもまた大学ぐらいになったらマカロンいっぱい持って帰ってくるわ」
「じゃ、電話代がヤバイからきるよお馬鹿さん」
「なんだとーっ。まあいいや。あと一週間あるしな☆」
さよなら拓ちゃん。
きっと一週間なんてあっという間だよ。
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