私は、気持ちの整理をするために一週間学校を休んだ。


両親には、頭痛めまいと嘘をついた。


そして、一週間後の久しぶりの学校。


「おはよん☆」


流香と癒亜の優しい声。


どこか気をつかってくれているような感じ…。


「おはよ。お二人さん。」


「もう元気なの?」


流香からの即興質問…。


「う、うん」


「ってかどうするの?拓あきらめるの?」


そうだ。それを私は一週間かけて考えたんだ。


「あきらめないよっ!」


「その言葉忘れないわ」


「うん」


【拓ちゃんへ】
ウザイなんて言ってゴメン。
私は、あきらめないよーっ。


そうだ。


私は、何があっても拓ちゃんがスキだから。