「拓ちゃああん!占い喫茶売れてるねえ」
「そうだなあ~。良かった。あ、癒亜達は?」
「多分買い出しかなっ」
「さぼりじゃねえの」
「拓ちゃんたら、もう」
あああ!楽しい。
こういう何気ない会話が私の一日の楽しみ…。
あなたは、気づいていますか?
「で、篠原と何話してた?」
「うーん。ガールズトークって奴かな」
「こわっ」
怖くなんかないし~っ!
何か素直に楽しい*
「あんた、安西さん?」
背の小さいイケメンくん?
「何か?」
「あの、スキです」
マジすか!?出会っていきなり…。
イケメンくんやるなあ!
「ごめんね。」
「ちぇーっ。」
ちっちゃ。しかも、ちぇーっとか、めちゃくちゃ可愛い*
「ねえ、後輩くんかな?」
「俺、同じ歳だよー!名前は、一ノ瀬 ライト」
ライトかあ…。
めちゃくちゃ良い名前。
「俺、明るい子になりますよに。みたいなーライトって明るいじゃん?」
「あーっ。私ライトって名前気に入ったあ!だからこれから、ライトって呼ぶね」
「じゃ、俺は羅南」
ライトと出会った。
私の心が動くだなんて思ってもいなかった…ー
「なあ羅南。俺行くわ」