コウ君の弱み…?
なにそれっ
私も聞きたいっ
そう思った私は身を乗り出した。
「なんだよ」
少し動揺の色をみせつつ聞き返すコウ君に、優さんはさらに悪魔のような笑みを浮かべた。
「知ってるんだぜ?コウが高校生ん時、まだ中学生だった姫が心配で時々校門で待ち伏せてたの」
え…なにそれ…
「いや、それは…、きよ違うよ?あれは、きよを好きやら可愛いやら何やらほざく思春期真っ只中なガキ共から守るためにだな?」
それを聞いているうちにワナワナと肩が震えだしていた。
「まぁそのおかげで姫に変な虫が付かなかったんだ。俺はお前のシスコン振りに感謝してるぜ?ありがとよっ」
「だろ?」
ってコウ君何開き直っちゃってんのっ。
コウ君がそこまでしていたなんて…
だから私に恋という青春が訪れなかったのかもしれないっ
「コウ君…」
「え…なに?」
