白雪姫のキスは甘い蜜








はぁ…恋の歌詞とか書くけど、全然恋愛らしい恋愛なんてしてないよ。




沈んだ気持ちをいつものようにりんごジュースで和らげていると入口の扉から慣れ親しんだあの鈴が聞こえた。



ふとそっちに視線を向ける。



そこには、黒縁メガネをした…





あのときの優さん!!





あっちも私に気づいたみたい。


目があった瞬間私は勢いよく前を向きりんごジュースを飲んでは他人のフリをすることにした。





この人と話したら絶対ペース持ってかれちゃいそうだもん。





なるべく目が合わないように反対側を向くけど…




「あっれー?姫でしょ?」



なんで姫なの?


でも無視だよ、きよ。



優さんには悪いけど、反応なんかして後で後悔なんかしたくないもん。

この間みたいになっちゃいそうだし。