「はぁー…さっむ…。」



あれから私はベッドにうずくまって眠ってしまったみたい。



辛いはずなのによく眠れた。

その証拠に寝坊した。


なのに私はゆっくり学校に向かっている。



たまに「学生は学校に行くのが仕事だ」と、刑事さんがブツブツ言ってるけど

無視。




「美樹と竜輝に会えるかな~…」


会いたい。

友達であることを確認したい。


じゃないとクルッテしまいそう…



もう…自信がない。





「おい!く、工藤ぉ!また遅刻かぁ?」


「すんません―…」

「ま、まぁ仕方がないのかもしれないな…。」

「……」



同情…。

でもクラスの子達に

私のことを話されたいないだけマシ。