そう言えば…


「なんで、あの時 彩歌のメアド聞いたの??」


「そっ、それは…」

彼は明らかに動揺している。


「えっ、と…だからだな…そのっ…」

目を合わせようとしない彼。
無理矢理視界に入ろうとする。


「拓也!!」


びくっ。
「お前の…っ…よ」


「え?なんて??」


ごにょごにょ言ってて良く聞こえない。





「菜穂のこと相談してただけだよ!!」


真っ赤になりながら叫ぶ彼。





「あっ…そうなんだあ♪」


つられてあたしまで真っ赤になっちゃいます。




拓也×菜穂☆