kota「…ここさぁ。
転校する前、学校探検してたら
たまたま見つけて。」




暁月君は私の横に寝っ転がると
空を見上げながら言った




kota「こーやっって寝ると
今日みたいな晴れた日は
すっげー空がきれーでさぁ。」




空?



私は座ったまま空を見上げてみた




mia「わっ!
すごい…!」




空は青く、真っ白な雲が
そよそよと泳いでいた



まるで空を飛んでるかのように
真っ青な空に吸い込まれていきそうだった




mia「……ここ、お気に入りの場所だったけど
こんな綺麗な景色が見れるなんて…
知らなかったっ。」



kota「だろぉー…
新発見だな。
ありがたく思えっ(笑)」



mia「うんっ。
ありがとっ!」



kota「…っ!!」




嬉しくてお礼を言ったら
急に暁君が固まった